旧閑院宮邸・庭園(修復・復元工事完成)
2004年より2年かけて行われていた、京都御苑内の
旧閑院宮邸修復工事が、2006年4月に完了し、
きれいな姿を現しました。
旧閑院宮は、明治期に大きな改造を受けているものの、
京都御苑内に唯一残る公家屋敷として、保存が決定し、
修復・復元工事が行われました。
左側にある入母屋の建物が公家屋敷オリジナルの
ものだそうです。周りは芝が張られ、どちらかというと
洋風っぽくも見えます。車寄せから伸びるスロープは
新たに設置されたもので、内部は御苑事務所のほかに
借用できる会議室や御苑の歴史や自然を紹介する
展示も行われています。
修復前の閑院宮邸の御殿はこちら
敷地の南側にある日本庭園。これは江戸時代のものですが、
当時のものに比べて東側(左)が削られ縮小しています。
今回、この庭園も復元工事が行われ、州浜が復元されましたが、
周りが芝で木々が少ないのと、真新しいので
ちょっとまだ日本庭園ぽく見えないですね。
修復前の庭園はこちら