旧海軍天狗鼻望楼台
川内市寄田町 明治33年
東シナ海を望む天狗鼻という岬に旧海軍が築いた施設が残っています。
日清戦争後、海上の監視を強化するため、築いたもので、
日露戦争時はバルチック艦隊の監視も行いました。
任務は、海上監視、通信、気象観測で、計4名の兵士が任務についていました。
施設は、半地下式で煉瓦造。イギリス積みです。
海側は丸みを帯びており、5つ(かつては6つ)の窓があり、
上部は板で目隠しのようにしています。
どちらかというと、トーチカのような感じです。
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海軍望楼台から見た天狗鼻の岬。
凄く眺めが良く、東シナ海が遠くまで望めます。
100年前の軍人さんもこの景色を眺めていたのでしょう。